大国主命おおくにぬしのみこと

 

素戔嗚命を祖とする天之冬衣神(あめのふゆきぬのかみ)を父神として、刺国若比売命(さしきぬわかひめのみこと)を母神として生まれ給うた神。一説には素戔嗚命の御子ともいう。大国主とは、大国を治める大王の意で、天照大神から国土奉還の命を受け、これに応じられたという伝承があることから、大和朝廷系の神々の降臨以前にこの国土を支配しておられた神と考えられる。またの名を大己貴命、大穴牟遅命(おおなむちのみこと)、葦原色許男神(あしはらしこおのかみ)、八千矛神(やちほこのかみ)、宇都志国玉神(うつしくにたまのかみ)、大物主命(おおものぬしのみこと)など様々に呼び奉るのは、御神格が多様であられたことを示すものである。多くの妃神を迎え、子福者であられたことで、縁結びの神とされ、また世に知られる因幡の白兎の故事から医薬・温泉の神としても崇められるが、国内平定・国土経営の大功神として、出雲大社をはじめ全国各地に祀られている。なお、民俗信仰では、七福神の一人として大黒様の名で親しまれている。

名前の一覧

葦原色許男神あしはらしこおのかみ
宇都志国玉神うつしくにたまのかみ
大国主命おおくにぬしのみこと
大己貴命おおなむちのみこと
大穴貴命おおなむちのみこと
大名牟知命おおなむちのみこと
大穴牟遅命おおなむちのみこと
八千矛神やちほこのかみ

この御祭神を祀る神社

大己貴命大杉神社茨城県土浦市上高津902
大国主命總社神社茨城県石岡市総社2-8-1
大己貴命佐志能神社茨城県石岡市染谷1856
大穴貴命西ノ宮神社茨城県小美玉市高崎810

縁戚関係にある御祭神

御親神

あめのふゆきぬのかみ
天之冬衣神
父神
さしきぬわかひめのみこと
刺国若比売命
母神

兄弟神・姉妹神

 

御子神

したてるひめのみこと
下照姫命
 
たけみなかたのみこと
建御名方命